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インターバル
この図は2つの音の距離を示したものです。
何となくイメージができるでしょうか?
このインターバルは今後登場するスケール(メロディ)やコード(コード・ヴォイシング)を知る上でとても重要となりますので是非マスターしてください。
それでは順を追って解説していきます。まず、12音全てを並べてみます。
12音(1オクターブ)
これが「1オクターブ」の全てです。
たったこれだけしか音が無いのに音楽ってすごいですよね!
異名同音
インターバルを理解する上で最初のポイントは「異名同音」を理解することです。異名同音とは同じ音に別名があることです。
では早速ギターの指板上で考えてみましょう。ここでも「5弦だけ」を使って考えていきます。
ピアノの鍵盤に置き換えてみると白文字で表記したフレット部分は白鍵、黒文字で表記したフレット部分は黒鍵となります。
例えば図の5弦4フレットは「Cを半音上げた音(C#)」または「Dを半音下げた音(D♭)」というように2つの見方ができます。これが異名同音です。
さて、いよいよ最大のポイントとなる部分について解説していきます!
度数
1番目の「C」から12番目の「B」までに「度数」を記載してみます。
なんだか難しいと感じますか?
実はそうでもないんです。
「基準になる1つの音」から「他の音」を見た時の距離を表してるだけです。
このチャプターの最初に出てきた図を思い出してください。
『音と音の距離』
これが「インターバル」なのです。
この場合は「C」が「基準になる1つの音」となり、②から⑫までが「他の音」です。
少しだけ厄介なのは「完全◯度」と表記したり、「増◯度」や「減◯度」と表記したり・・・まあ一応ルールがあるわけです。
しかし実際は「C♭」「E♯」「F♭」のような表記をあまり見ることはありません。
1オクターブを超えると「完全8度」や「増8度」「長9度」「短13度」なんてのもありますが、所詮呼び名が変わるだけで「音名」は同じです。
個人的には理屈がわかっていれば「呼び名なんてどっちでもいい」と思います。
後ほど紹介する「Tension Note」(テンション・ノート)で解説しますね。
一般的に英語表記でおぼえた方が実践的なのでここでも度数を英語に置き換えてみます。
※カタカナで読み方も表記しました。
実際の英語発音とは異なりますが参考にしてください。
度数 (英語表記)
省略する場合
「Perfect = P」
「Major = M」
「minor = m」
「Augmented = Aug」
「diminished