実はこのトライアドを深く知ることが極めて重要なのです。私はこの素晴らしさに気づくまで相当時間がかかったのでみなさんには早く知って欲しいので解説します。
3つの音で構成される和音を「Triad」といいます。「Root, 3rd, 5th」で構成されます。
<Chapter3のインターバル>で解説した「度数」を思い出してください。
シンプルですが、この章を理解することであなたから生み出されるアイデアが格段に豊かになると断言します。まさに基本を制するものが全てを制するという話ですね。
コンテンツ
“① Major Triad”
(Root, 3rd, 5th)
基本のメジャーサウンドです。
♪ C Triads
“② Minor Triad”
(Root,♭3rd, 5th)
基本のマイナーサウンドです。
♪ Cm Triads
“③ Diminished Triad”
(Root,♭3rd,♭5th)
Rootの上に「m3度」の音を積み上げた和音です。
♪ C diminished Triads
“④ Augmented Triad”
(Root, 3rd, #5th)
Rootの上に「M3度」の音を積み上げた和音です。
♪ C augmented Triads
“⑤ Sus2 Triad”
(Root, 2nd, 5th)
3度の代わりに2度を加えた和音です。
♪ C sus2 Triads
“⑥ Sus4 Triad”
(Root, 4th, 5th)
3度の代わりに4度を加えた和音です。
♪ C sus4 Triads
⑤と⑥についてはメジャーでもマイナーでもない不思議な響きになります。その理由はコードのメジャー、マイナーを決定させる「3度」の音が含まれないことでこのような浮遊したサウンドが生まれるのです。