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アウト・フレイジング その3

フレイズをアウトさせる考え方は人それぞれですが、大切なのはバランスだと思います。

転調の激しい曲などはアウトさせなくてもインサイドで十分良いフレイズが生まれるし、逆に単調な曲はアウトさせた方がメリハリが付くと言ったところです。

次は、アウトからインに戻す時によく使うアプローチを紹介します。

コード「Cm7」の時に「5度」や「4度」で上昇する方法をご覧ください。(もちろん下降するパターンもアリです)

5th (Cm7)


5th (Cm7)

TAB譜 5th (Cm7)

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4th (Cm7)


4th (Cm7)

TAB譜 4th (Cm7)

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さて、まだまだ続きます!

実はペンタを使用したアウト方法は半音上げる以外にもあります。コード「Cm7」の時によく使用される例を紹介しておきます。

・D minor Penta
・E♭minor Penta
・F minor Penta
・G minor Penta
・B♭minor Penta など

当然ながら他にもありますが、これらを実際に弾いて試してみてください。気に入ったサウンドがあれば取り入れて実践で活用してください!

その時のポイントは◯スケールは◯m7に対して何のテンションが含まれているのか?を考えてみるとよいでしょう。

単に「サウンドが良いから」だけでなく「なぜ良いサウンドになるのか」を知る事は今後あなたのプレイに必ず生かされます。

次はジャズでよく出てくるコードチェンジ
「Ⅱ- Ⅴ- Ⅰ」進行をペンタを使用して弾いてみます。

Ⅱ- Ⅴ- Ⅰ Using Pentatonic


Ⅱ- Ⅴ- Ⅰ

TAB譜 Using Pentatonic

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ペンタトニックを使用したアウトフレイズは次の動画で最後となります。

インサイド〜アウトサイドの度合いを順を追って弾いてみます。

to compare Inside & Outside


to compare

TAB譜【C dorian】

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TAB譜【Pentatonics #1】

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TAB譜【Pentatonics #2】

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次章が「アウトフレイズ最終章」となりますがとっておきの方法を紹介しますね。

ABOUT US
TKex-musician
ミュージシャンを目指してニューヨークに5年ほど留学し、現地でたくさんの事を学びました。このブログは私が学んできたジャズ理論の集大成です。ちなみに2014年に音楽活動から退き、現在はのんびり楽しく暮らしています。